外猫の過酷な環境

屋外で暮らす猫は、屋内で暮らす猫に比べて寿命が短いと言われています。
原因として、猫エイズ(猫後天性免疫不全症候群)、猫白血病、猫ひっかき病などの感染症があります。
その他にも車との衝突事故や、人間による動物虐待も後を絶ちません。
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動物虐待とは動物を不必要に苦しめる行為のことを言います。SNSにアップされた猫の写真から場所を特定し、猫の連れ去りが行われるケースもあります。
外猫の写真を撮る際には、携帯の位置情報をオフにすることや、場所に関する情報を載せないことが大切です。
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例年は地球温暖化の影響から異常気象の発生が増えています。気温が上昇する時間帯、外猫は日陰に身をひそめています。喉が渇いても、雨水や用水路などを探して水分をとるしかありません。
冬は車の下やボンネットで寒さをしのいでいますが、子猫やシニア猫だけでなく、成猫であって凍死してしまう可能性があります。
人間でも異常気象は大変であると感じますが、外猫達は人間以上に影響を受けているのです。